two big wins
2008年 11月 06日
今日は二つのbig winについて書きたいと思います。
Jリーグヤマザキナビスコカップに優勝した大分トリニータとシャムスカ監督について書きたいところですが、今日はちょっと別な話を。

昨日、今日は大きなイベントがあり、二日とも学校の授業は途中で中断し、先生も学生も一緒に大きく脱線しました。

ひとつめ。
11/4は、Melbourne Cupというオーストラリアが国をあげて注目する競馬レースがありました。
とあるメールマガジンでは"The race stops the nation."と紹介されていました。国の機能をストップさせるほどみんなが注目するMelbourne Cup、僕も同居人の九州男児から聞いてはいましたが、実は半信半疑でした。というのも、おかたい大学の語学学校だし、それにこの日の先生はSabineというドイツ人の女性の先生(本当は経済学部の先生なんですが非常勤でCETへ来ている)で、なかなか厳しい先生です。Sabineに限って途中で中断なんて、そんなことがあるわけがない、と思っていましたが、2時20分ごろに他のクラスの先生が忘れ物を取りに僕らのクラスに入ってきて、そうそうあともうちょっとでMelbourne Cupがスタートよ、なんて言って去って行き、するとSabineが、そうそうあなたたち馬券買ったの?買ってないなら今から買ってきてもいいわよ。なんて言い出しました。はぁ?クラスを抜けて馬券を買いに行ってこいなんて先生が言っているっちゅーのはどういうことだ?と思いつつ、僕はI wanna go !と一番に反応してしまいました。実はずっと気になっていたんですが、800 wordsのエッセイの宿題で手いっぱいで、買えていなかったんです。なんとSabineは丁寧にPUBの場所、PUBの中で馬券を買えること(TABと言うそうです)を教えてくれました。僕は友人の中国人とクラスを出てPUBへ急ぎました。その後、他の中国人たちも恐る恐るひとり、またひとりとクラスから出てきたようです。たしか出走は2時45分だったはず、と思いながら急いでPUBへ。なんとそこでは、とても平日の火曜日とは思えない数の人たちがビールを飲みながらあーだこーだ言ってテレビを見ているじゃないですか。で、馬券の買い方を友人の中国人に聞いて、長蛇の列の最後尾へ。しかしこの長蛇の列は進むのが早い早い、ということであまり苦労せず馬券を買うことができました。

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さて遅れてきたクラスメイト達も馬券を買えたようでいよいよ出走が近づいてきました(出走は2時45分ではなく3時だったようです)。そして、出走!PUBの人たちはみなモニターにくぎづけです。

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僕はもともとギャンブルは全然ダメなんですが、今日もやっぱりダメで、20ドル分の馬券は出走の約1分後にはただの紙切れと化してしまいました。クラスメイトで勝った人はいなかったようですが、PUBの中で一人女性が大きな歓声を上げていました。彼女はきっと勝ったんだなぁ。
ダークホースが来たようで、単勝だと41ドル、1位から3位まで当てる(ボックスとか言うんでしたっけ?)と22000ドル、1位から4位まで当てると58万ドルだったようです。詳しくはこちらを。
来年こそは事前にいろいろ買い方を調べて、学費をゲットしたいところです。
後から聞いたのですが、CETはほぼ全てのクラスが中断して大きめの部屋に学生も先生も集まってみんなでMelbourne Cupを見たそうです。officeもgovernmentも仕事を一時中断してみんなでMelbourne Cupを見るんだそうで、なんとも良い国に来たもんです。

ふたつめ。
11/4にアメリカ大統領選挙があり、オーストラリアの11/5の午後3時ごろ大勢が判明、Obamaの勝利演説を隣のクラスと一緒に見ました。教室そなえつけのPCで、BBCがネット配信しているらしき動画をプロジェクターで教室の白い壁に映して見せてくれました。たぶんLIVE映像だったんだと思います。

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若いクラスメイトはみんな、Obamaが勝つよ、Obama好き、McCain嫌い、などと言っていましたが、彼らのコメントは、なんとも軽い。なんというか、やはり若いのだと思います。彼らにとって今回の大統領選挙は4年に一度ある大統領選挙でしかなく、黒人が大統領になってしまう"Change"の意味なんてあまり考えないんでしょう。人民元がこれによって上がるか下がるか?興味はその一点、まあそれも確かに正しい反応かもしれません。
しかし、Nicholasという僕のクラス担当のもうひとりの先生は非常に興奮していました。クラスの後で僕も気になっていたのでちょっと話しました。
僕は「Massachusettsへ何度も出張で行ったことがある。あそこは結構保守的な土地だと思うが、Harvard大学やMITなど見物に行ったけど本当に黒人を見かけなかった。やはりアメリカ人の中には黒人に対する差別のようなものがまだあると思う。Obamaが勝つとは思えなかった。もともと僕はヒラリークリントンが大統領候補になると思っていた(が外れた)」というようなことを話しました。すると彼も「僕も信じられない。黒人の血をひく人がアメリカの大統領になるとは思えなかったから、今回の選挙は、最後はMcCainが勝つと思っていた」と言って、僕の意見に同意してくれました。もちろん彼も僕もObamaのほうが好きなのですが。。。
演説では、Obamaが力強くChange has come to America.と言っていました。演説の内容は半分ぐらいしかわかりませんでしたが、それでも今までの大統領にはない、少なくともBush(以前、アメリカ出張中に施政方針演説みたいなものをテレビで見たことがある)とは明らかに違う、話のうまさ、語りかけ方のうまさのようなものを感じました。

家に帰って来て、夜、オーストラリアのニュースを見ていたら、アロハシャツを着て「おばま!おばま!」と言っている日本の小浜市の映像が紹介されていました。吐き気がしました。アホを通り越して、もう病んでいます。そのうち日本のバラエティ番組がノッチをアメリカロケに連れて行ってYes we canなんて言わせるんでしょう。。。

・・・なんて偉そうなことを言えるほど僕も詳しくないんですが、ひとつ、僕がよく読んでいるメールマガジンを紹介したいと思います。
村上龍さんが企画しているJMMというメールマガジンで、そのなかで冷泉彰彦(れいぜい あきひこ)さんというかたが書いているアメリカに関する記事がいつも大変勉強になります。オーストラリアの時間で確か午後3時半ごろにObamaの勝利演説があったと思いますが、冷泉さんのメールマガジンの記事は5時半ごろにはすでに配信されていました。
JMMでは他にも滝田明日香さんというかたが書いている『マサイマラ・レポート』というのも面白いです。何より、最近は医療問題の話題が非常に多く配信されています。

興味深いbig eventが二日連続であって、多少興奮が残ったままStanmore駅まで帰って来ましたが、Stanmore駅のすぐ前のJacarandaはいつもと変わらずきれいでした。

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下記、参考までに、オバマの選挙勝利演説です。
President-Elect Barack Obama in Chicago



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by manakano1972 | 2008-11-06 01:38 | 語学学校の話 | Comments(0)
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