人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ひさびさのエントリ、トヨタ、鴻上氏の戯曲
2010年 02月 11日
こんばんは、Nです。

すっかりブログの更新をサボっておりました。すいません。
1月31日にハードディスクが飛んでからちょっとテンションが低かったのと、学校のresearch project(修士論文、ってとこですか)でぼちぼちいろいろやることが出てきたので、ちょっと新しい記事を書く気になれませんでした。ずっと雨続き(まるで日本の梅雨時期のような、雨続き+ジメジメな日々だった)だったのも、ローテンションの一因でしたが。

で、なんで書く気になったかというと、毎週木曜日のfutsalで、今日、ようやく、ようやく、今季初勝利。いや、マジ勝ってうれしい。ホントに。勝ってよかった。
しかし、最近、試合中にチョー必死なせいか、試合中のことをあまり覚えていないんです。今日試合が終わってから、キャプテンのTさんが僕のプレーを誉めてくれてちょっとうれしかったんですが、でもどう良かったのか、今日の自分のプレーもよく覚えていないんですよねー。。。

ま、そんなわけで、気分が変わって、なんだかブログを書く気になったわけです。

で、なにを書こうかなぁ、と思ったんですが、まずはトヨタのリコールの話を(ホンダもみたいですが)。
オーストラリアでもトップニュース扱い。
チャンネルTENというテレビ局のニュースを→こちら
で、僕がよく読んでいるブログのみなさんも何日も前から扱っていらっしゃる。でも今日はブログへのリンクではなく、こんなものを見つけたので→ウォールストリートジャーナル日本版のコラム トヨタの危機はメイド・イン・ジャパン(英語版の同記事へのリンクもありました)。
ここまで書くか、って感じですが。。。確かに日本企業のネガティブな一面を上手く指摘していると思います。僕が前に勤めていた会社にも当てはまるところが結構あるような気がします。ですが、グローバル企業トヨタはさすがにもうそんな壁は乗り越えてたんじゃないの、と思いたいのですが。。。
なんだか、自動車業界で独り勝ちだった日本のメーカーを、ここぞとばかりに一斉にバッシングしているようにしか見えないんですが、どうなんですかね。。。
確かに、社長さんがさっと出てこなかったところは、悪い意味で日本企業っぽくってイヤな感じでしたが。(決して(日本的に)「早く謝罪すればよかったのに」という意味ではなく、アップルのジョブズさんのように社長自ら情報を発信して欲しかった、という意味。)

ちなみに、記事の中の
『目上の社員に質問したり問題を知らせたりすることが難しい。』
というのは、サッカーのオシム監督も似たようなことを指摘していて、選手から見た先輩や監督、コーチから見た監督、などなど目上の人に対してモノを言うのをためらってしまう日本人のメンタリティはサッカーの発展に対してマイナスだ、といったようなことをインタビューかなにかで言っていました。
(その点、英語は”ていねいな言い回し”はあっても、”敬語”というものに日本ほど神経を使わなくてよいので、確かにやりやすいし、目上の人にも言いやすいというところはあります。ただ、目上の人に対して言葉づかいを全く気にしなくてよい、という意味ではないのですが。)


それから、全く別の話になりますが、とあるメールマガジンでこんなものを見つけて、懐かしくなってしまいました。
グローブ・ジャングル
この本は鴻上尚史氏の新しい戯曲集のようです。この手の話題をフォローするのをやめてしまってからずいぶんと経つのですが、大学生(学部生)の時期、だいたい15,6年ぐらい前はすっかりハマっていて、鴻上氏の戯曲集とエッセイ集を図書館から借りてきて全部読破してました。
鴻上氏が主宰していた第三舞台という劇団の公演はなかなかチケットが取れなかったのですが、スナフキンの手紙という公演のチケットを奇跡的に入手することに成功、これが初めて見た第三舞台の公演でした。
もう、まさに、衝撃、のひとことでした。
ちなみに氏はこの戯曲で岸田戯曲賞を受賞。この舞台を生で見れたことはよかったなぁー、と今でも思っています。

で、スナフキンの手紙のリンク先にもあるんですが、氏が手書きした「ごあいさつ」をコピーしたものを毎回入り口で配っているのが恒例だったのですが、この「ごあいさつ」の文章にも、当時の僕はすっかり魅せられていました。今読むと、なんだかちょっとはずかしいような、若いな~という感じの内容なんですが。
それをまとめた本があるみたいです。
鴻上尚史のごあいさつ―1981‐2004

戯曲では、スナフキンの手紙の他に、ピルグリムハッシャ・バイ1986年のハッシャ・バイはこちら)、リレイヤーなどが好きでした。特にハッシャ・バイは好きで、出だしの
穏やかな銀河の時代にも、流れ星は10分に一度、星空を駆け抜けるという。
つまり世界は、10分に一度は願う事を許されているのだ。

というセリフはなんとも好きでした。
(流れ星ってのは、見えるか見えないかは別として、10分に1個のペースで起こっているんだそうです。今読むとなんともキザで恥ずかしくなっちゃうセリフですが)

他にも、(第三舞台ではなくKOKAMI@networkでしたが)永作博美が出ていた恋愛戯曲は、もう見に行きたくて見に行きたくて、チケットを取ったんですが、なんとガッツリ海外出張と重なってしまい、泣く泣く友人に譲ったのでした。その後その友人は「いやー良かった。永作チョーかわいかった!Nくんありがとう!」と言って握手までしてきました。ああ、行きたかった。永作を生で見たかった。。。(鴻上氏の演劇ではなく、永作博美を見たいだけやんけ!って感じですが)
ちなみに、そのときの「ごあいさつ」はこちら。今読むと、ああー若いなぁー、って感じなんですが、ちょっとだけ、20代のころの恋愛を思い出してしまいそうになるような、ならないような。。。

と、思いつくまま書きましたが、スナフキンの手紙(戯曲)、お勧めです。(鴻上氏のことを書くきっかけになったグローブ・ジャングルは、読んでいないのでわかりません。)

スナフキンの手紙、だなんて、このタイトルがもうステキじゃないですか。

というわけで、今日のシメはスナフキン。


「どこから来たの?」
「あっちさ」
「どこへ行くの?」
「こっちさ」

「さびしくないの?」
「時にはね」

・・・スナフキンかっこいい。。。


気に入ったかたはクリックを→人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
オーストラリア留学の窓

special thanks to Chic Education, check Sydney weather at weatherzone
special thanks to インターネット・セミナー by 高田健次郎先生, EMAN物理学
study with SPACE ALC, 英辞郎 第四版, smart.fm, Ten News
special thanks to Drinkers Chamber Orchestra
by manakano1972 | 2010-02-11 23:30 | 日々の雑感
<< ネットがチョー遅 VAIOくん意識不明の重体 >>