2008年 09月 17日
こんばんは。Nです。
CETが始まってから9週目の水曜日になりました。つまり、2つめの5週間のうち、4週目です。予定している英語コースのうち40%がすでに終わろうとしています。時間が過ぎた割には上達していない気がするので、非常に恐怖を感じます。 以前も書きましたが、ふつうtest weekは5週目なのですが、なぜか今期だけ4週目にテストがあるということで、昨日listening、今日readingのテスト、さらに今日600wordsのessayの締め切りでした。 結局essayの準備で手一杯だったのでテストの勉強は全然できませんでしたが、そのテストは上手く行ったとは決して言えませんがそれほど大きな失敗も無かったはずで(と思っている)、とりあえず今日は一人お疲れ様会ということで、お気に入りのビールと安かったワインを飲みました。というわけで、ちょっと(ちょっと?)酔っ払ってこれを書いています。下の写真は、お気に入りのGuzman y Gomezのタコス、それからJames SquireのGolden Aleというビールです(二本並んでいるうちの左側)。このGolden Aleというビールはとても美味しいです。Bostonで飲んだ愛しのSamuel Adamsにとても似た匂いと味がします。今のところ私Nの一番のお気に入りです。 さて、最近辞書を使ってもなかなか意味をつかみにくいことが多くてちょっと苦戦しています。僕が使っている辞書はXD-F6600という3年ぐらい前に買ったカシオの電子辞書で、このなかにジーニアス英和辞典が入っています。 今週はPsychologyがお題でして、Hikikomoriなんてのがどどーんとテキストに出てきます。これは日本の若者のいわゆる”ひきこもり”でして、素材はNew York Timesの記事からの抜粋です。人によっては10年以上もひきこもりしているケースもある、なんて話が載ってまして、中東の友人や中国の友人から、これはいったい本当なのか?なんでこんなことになっちゃうんだ?といろいろ質問をされました。やはりこの手のひきこもりの話は彼らにとっては本当に珍しいようで、特にサウジアラビアから来た医者は非常に興味を持っていたようでした。ちょっと興味深かったコメントは、香港から来てオーストラリアのinternational schoolの高校を卒業した女の子が、そうそう私のクラスにいた日本人は学校に来ても一言もしゃべらなかったわ!その人ひとりじゃなくて、他のクラスにもあと2人ぐらい日本人がいたけどその人たちも本当にしゃべらなかったわ!、と言っていました。海外のinternational schoolの人は苦労が多そうだと本当に思いますが、しかし彼らをそうさせてしまう原因はいったいどこにあるのでしょうか?本当に、根は深いような気がします。 さて英語の話に戻りますが、テキストにこんな例文が載っています。 Many of them were exposed to rote learning in cram schools. roteは(不加算)名詞で、”機械的手順”(これしか辞書に載っていない)、 cramは他動詞で”ぎっしり詰める、(頭に知識を)詰め込む、詰め込み勉強をさせる”、自動詞で”詰め込み勉強をする”、名詞で”詰め込み勉強、ガリ勉、すし詰め、超満員”とあります。 というわけで、例文は ”彼らの多くは、詰め込み勉強の学校で機械的な学習にさらされている”ってなところでしょうか。 しかしこれにたどり着くにしても、roteが”機械的手順”の一言で説明が終わりなのはちょっと残念です。 ちなみにテキストでは、 They attended high pressure classes before and after school where they were expected to memorise information. が対応する選択肢(正解)として載っています。ということはcram schoolとは塾のことのようです。 さらにこんな例文もありました。 Some mothers smother their children. 当然、僕はsmotherなんて知りませんから、辞書を調べます。 smother 他動詞 1.~を窒息させる 2.(火)を(~で)覆って消す 3.(あくび)をかみ殺す、(感情など)を抑える、(事実など)をもみ消す、隠す 4.~を(~で)厚く包む(覆う)、~に(~を)たっぷりかける 5.(キスなどで)~を息もつけないようにする 6.(料理)蒸し焼き(蒸し煮)にする 7.~を溺愛する 8.(球技で)(ボール、シュートを)止める などと書いてあります。他に自動詞と名詞がありますが、ここではちょっと省略します。 次にテキストの中の選択肢の中で上の例文と対応するもの、つまり正解は下記になります。 They give them too much love and protection. つまり、過保護、溺愛、ってなところで7.が対応しそうです。もちろん、お題がひきこもりで、親子の関係なんかを書いてあるところで出てくる文章なので、そういうバックグラウンドがあれば、推測できそうですが、しかし難しいです。ちょっとsmotherの意味が多すぎるよなぁ。。。 ちなみに同じ電子辞書の中のLongman英英辞典では、 1. to cover the whole surface of something with something else 2. to kill someone by putting something over their nose and mouth to stop them from breathing 3. to express your feelings for someone too strongly, so that your relationship with them cannot develop normally 4. to hide your feelings 5. to make a fire stop burning by preventing air form reaching it 6. to completely defeat someone who opposes you と出ています。 まあ、1.の”全部覆っちゃう”ってのと2.の”窒息させちゃう”ってのを足して、死んじゃうぐらいに覆ってしまう、というぐらい愛する、ってとこで、過保護や溺愛にたどり着けそうですね。でもちょっとこれは道のりが遠い。。。 一番わからなかったのは、先々週のビジネスの話題で出てきた exploitative policies です。これはテキストの中の正解として Policies which treat employees unfairly or unequally. が対応するようです。exploitative policiesという単語は、確か、仕事がよく出来る従業員を不公平に、不平等に扱う(ひいきする)、なんていう文脈のところで出てきた(んじゃないかな)、と思います。 辞書を引くと exploitative 形容詞 搾取的な、私的利用の と出ています。これだけでは足りないので exploitation 名詞 1.開発、開拓、利用 2.搾取、私的利用 3.宣伝、売り込み も調べてみましたが・・・ えーーーーーーーーーーーー、これじゃあ、従業員をunfairlyにとかunequallyに扱う、っていうニュアンスは、とっても薄すぎません?これじゃ、これじゃわかんないですよねぇ。 辞書もうちょっとがんばってよ!!! 頼むよホントに!!! 今日の一枚は、夜のGeorge Street、タウンホール&QVB(Queen Victoria Building)。たぶん一ヶ月ぐらい前に撮ったものです。 唐突ですが、ちょっと飲みすぎたのかもしれませんが、この歳になってこんなにしっかりと勉強の時間、それから自由な時間を持てている幸せを、急に、感じてしまっています。 リヒテルのバッハを聴いています。いやぁいいですね。スタンダード中のスタンダードですが、大好きです。基本的にはバッハはやっぱりグールドなんですが、リヒテルのバッハは優しさにつつまれていて良いですね、グールドにない良さがあるような気がします。 今週は金曜日にwritingのテストが残っています。 それでは、また。 special thanks to Chic Education special thanks to AGOS special thanks to Drinkers Chamber Orchestra check weather at Yahoo!7 Weather Sydney, NSW
by manakano1972
| 2008-09-17 22:54
| 英語
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~スナフキンのような人生を~ tribute to Yutaka Ozaki 35歳にして脱サラし渡豪、シドニー大学にて理系のcourseworkの大学院生をやっています。 by manakano1972
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